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「伊藤知之のスキー通信」


by TISKI
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SATO YUKA 2021

SATO YUKA 2021
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# by ti-ski | 2021-09-23 14:02 | 2020-21

WATANABE TOMOMI 2021

WATANABE TOMOMI 2021

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 アップヒル気味な斜面に対して脚を抱え込んだ8コマのポジショから、9コマの腰高ポジションを作ってゲートへ向かっています。9コマの身体全体の内傾角=体軸の傾きは、左脚を踏み付ける動作に支えられ、内脚股関節の屈曲で内傾角の大きさを作り、膝と足首の曲げは前後のポジションを調節します。しっかりと踏みつけるターン前半の腰高ポジションは前季のスキルアップを見て取れます。

 ゲートトレーニング、フリースキー共に後ろ乗り傾向はまだありますが、ターン前半の重心移動と腰高ボジション、そしてスキーに力を与えてターンを作り出す運動をしています。

 11コマから外スキーを蹴ってターンの仕上げ、切り換え運動に向かっています。12コマで蹴った身体=重心は山スキー(山側に位置するスキー)に移り、ターンから抜け出し13コマのニュートラルポシションになりました。


 12コマから13コマへと山スキーへ立ち上がりながら重心を移動しています。

「重心を移動する3つの方向」は、(1)山スキー方向へ、(2)両スキーの間へ、(3)谷スキー方向への3つがあり、フリースキーで繰り返しトレーニングしたい動き。ベースとなる重心移動の方向は(2)両スキーの間です。上体の重さを腰で支えているとイメージして、膝を伸ばしながら腰を両足の真ん中へ立ち上がりながら移動させます。

同様に(1)と(2)の方向もトレーニングしましょう。(1)は滑走スピードが低速域でターン弧が大きくなります。(2)は滑走スピードが低・中速域、ベースになる重心移動の方向です。(3)は中・高速域のスピードまたは低速でもタイトなターンや自分にとって早い動きが要求される場面での重心移動方向です。



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# by ti-ski | 2021-09-15 09:33 | 2020-21

HIRANO ATUSI 2021

HIRANO ATUSI 2021

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「typeSとtypeC」
 最短コースを狙う「タイプS」。直線的にゲートへアタックするためにゲートサイドでは、インポールと外足スキーブーツの距離間は短くなります。運動の特徴は常に身体の下でスキーを操作すること、股関節からのアンギュレーションを心掛けること、(注1)*重心の前後の動きを使うことです。エッジングはターン後半の山回りに集中します。S1〜S2と安定感した動作でしたがS3〜S4は外転動作でアンギュレーションが作れずスリップしてしまいました。
 タイプSの滑りは状況が難しくなった時に使われる運動イメージです。そして振り幅の少ないセットの最速のライン取りです。

(注1)重心の前後の動き : 斜滑降からターンが始まると、スキー板には徐々に角度が付き始めます。最大傾斜線に接した時のスキー板はターン中の最大斜度なり、ターンの後半は斜度が無くなって行きます。このスキーの斜度変化に合わせて、ターンの前半は体軸(身体)を前に動かし、ターン後半は後ろ側に体軸を戻すことを、ターン中の「重心の前後の動き」と言ってます。

 カービングするための「タイプC」はエッジの切り換え後、C1のように身体全体の内傾角を強く作ります。身体全体をターン内側に位置させ「ターン内側からスキーに力を加え続けます。内傾角(体軸の傾き)を維持するために外スキーとブーツはゲートから離れた所に置き、上体はゲートに当るライン取りです。C1の大きな内傾角と腰高ポジションを上体の重心位置からスキーの間に矢印のイラストで表しています。C2C〜C3は腰高ポジションで外圧をとらえながら重心が雪面に近くなっています。S3とC3の頭位置を見ても違いが分かります。タイプCの滑りはカービングのライン取りと運動イメージがマッチした滑りでした。


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# by ti-ski | 2021-09-05 20:39 | 2020-21

SUZUKI SHOGEN 2021

「シェーレンと滑らすポジション。」
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SUZUKI SHOGEN 2021 「シェーレンと滑らすポジション。」

 斜度変化がある緩斜面の左ターン。6、7、8コマはスキー板がシェーレンになっています。ターン前半のシェーレンは、思い通りのターン弧に繋げられず、内スキーだけが自身の行きたいターン方向に向きます。外スキーは角付けが強くなり、おおむね踵荷重になります。

 6コマと7コマは後ろ寄りのポジションで身体が動いていません。

6コマと7コマでは8コマと9コマの動きが必要です。言い換えたなら、5コマから6コマのポジションにつなげるには8コマのポジションが必要になります。そこで「6コマの下肢へ8コマの上体を切り取って付けます。6コマの内スキー(左足のスキー)の方向は自身が行きたいターン方向ですから、ターンしない外足のスキー&ブーツを切り取り、内足のスキー&ブーツをコピぺして、6コマの理想的ポジション「6-A」を作りました。7コマも同様に「7-B」が理想的ポジションです。

 このページは「シェーレンと滑らすポジション」がテーマです。5コマから6-A、7-Aに置き換えると、谷へ放物線を描きながら進むスキーの真ん中に乗り、滑らしているのが感じとれると思います。


・シェーレン : スキー板のトップ部が開いたハサミ状の形





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# by ti-ski | 2021-08-27 02:31 | 2020-21

DOGO KYUKO 2021

DOGO KYUKO 2021「股関節と脚動作の連動が素晴らしい。」

ノーマルな重心の戻し運動とアクティブな重心の戻し運動もご覧下さい。: https://tiski.exblog.jp/22478159/

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ノーマルな重心の戻し運動とアクティブな重心の戻し運動もご覧下さい。: https://tiski.exblog.jp/22478159/



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# by ti-ski | 2021-08-15 17:45 | 2020-21