「伊藤知之のスキー通信」


by TISKI
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M.Mukaedaの魅力

M.Mukaedaの魅力・ 4pic.のエッジングポジション


 1pic-8picは左ターン。1picのニュートラルポジションから重心移動が始まり腰が雪面に近づいて行く。腰回りにある重心は4picのエッジングポジションへ向うとき、「雪面から離れる」、「雪面と平行に動く」、「雪面へ近づく」方向の三つに大別され、雪面抵抗を一定に保とうとする「雪面に近づく」方向へと動いている。3-4picで頭を山側へ残してアンギュレーションを作るのは、角付けを強めたい表れで、雪面抵抗を軽減しながらもカービングに結び付くエッジングポジションを求めた。この4picのエッジングポジションは迎田さんの最も魅力的なところでもある。4picはブーツと腰の距離を長く保って「外脚軸」を作り、両脚の角付けをしている。この魅力をもっと引き出すために内スキーの角付けプラス内足にも体重を乗せて行きたい。外足と内足にも荷重し、重心を両足の真中にすることが大切。角付けを終えたら4-6picでは外腰に重さを乗せながら、外腰を進行方向へ進めターンをリードする。たとえば4picで内足荷重になったら外腰を前に出して調節する。5-6picのスキーがシェーレンになったのは、外スキーへの圧不足なので外腰を前に出しながら調節したい。ちょっとした動作が次の大きなスキルアップにつながる筈だ。


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# by ti-ski | 2018-02-04 20:38 | 「魅力」で観るスキーテクニック

C.Hokariの魅力

C.Hokariの魅力・「運動イメージがスキー板に伝わる。」

 2pic.はスキーを切換えながら角付けをしてターン方向を決めて行く部分。両膝が同じ方向を向いて、両スキーを滑らしながらエッヂングポジションへ向っています。一作シーズンでは、1pic.の踏み換えで出来た左右のスキー板の角度差のままエッジングポジションになっていましたが、2017は両足をシンクロさせる動作にスキルアップが見られます。

 4pic.膝を内側に絞り過ぎて腰が回りぎみ。4pic.〜6pic.に内腕を前に出すことで腰のローティーションをブロックしている。

 5pic.重心を下げてエッジングしゲートへアタック。重心を下げることは素早いターンを目指し、遠心力に対処するため。

 6pic.〜8pic.内脚を身体に引き付ける程に外脚軸が強化されている。

 意図した運動イメージがスキー板に伝わり、アクティブにゲートを通過する1pic.〜8pic.のGS左ターン。


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# by ti-ski | 2018-01-14 07:37 | 「魅力」で観るスキーテクニック

Y.Shimizuの魅力

Y.Shimizuの魅力・「低重心」


 腰高ポジションを維持したままで重心移動する1-5pic.。下肢の内傾角が深くなると外脚軸が強調され、内脚はたたまれてゆく。内足が身体の外へ出ないように(内スキーブーツはヒップ下に維持する)注意深く動いている。4pic.の外脚軸と内脚軸(オレンジライン)が平行で両足荷重。低重心の4-5pic.では、強い角付けとアンギュレーションを作り、遠心力に釣り合うポジションを作っている。5-8pic.はターン(ゲート)から抜け出し、次のゲートへアタックする準備といって良い。重心を持ち上げエッジ角を緩めることで斜滑降方向へスキーを走らせる。8pic.の足場づくりポジションは7picまでの動きと違って、次のゲートへはっきりと狙いをさだめた瞬間だ。右ターン1-8pic.は清水さんの持ち味が出ていて素晴らしい。


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# by ti-ski | 2017-12-20 00:18 | 「魅力」で観るスキーテクニック

M.Takahashiの魅力


M.Takahashiの魅力・「セフティー&スピード」(谷スキーのエッジを緩めながら、滑走面へと圧を掛けて行くふたつのポイント。)

 速さを求めたスピードではターン内側から外側へ力を働きかけます。ターン内側にある身体から外足へのエッジングを3pic.のグリーンライン表しました。

雪面を捉えたスキーは弧を描きながら方向を変え、身体の下に戻って解放されますが、不本意なポジションでリリース(解放)された時は転倒やそれ以上のアクシデントにつながりやすくなります。スキーのリリースの仕方は、セフティー面だけではなく、速さへつながるヒントも隠されています。

 6pic.の足場づくりポジションから外足の左脚膝をターン外方向(谷方向・次のターン内側)へ動かすことで角付けを外し

スキーの走りを引き出します。膝だけを使うと7picのように身体が遅れがちになるので、6pic.から「6a」のように上体を、

谷方向へ角度を付けることで、フラットになりつつあるスキーへ圧を与え続けることが出来ます。

 膝の動作でターンから早く抜け出し、重心を谷方向へ運びながらスキー板の挙動をコントロールすることで「セフティー&スピード」

を実現でしょう。

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・6pic.の足場づくりポジションから6aへ進み、上半身の角度を谷へ動かすことで7pic.は省かれる。





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# by ti-ski | 2017-12-07 20:56 | 「魅力」で観るスキーテクニック

M.Suzukiの魅力

M.Suzukiの魅力・「理想的な右方向Sターン。(右ターン後半から左ターン前半)」


5-13pic.は右ターンの中盤から左ターン前半まで、右方向へのSターンです。理想的な動きをして鈴木さんの持ち味を出しています。谷スキー上で重心をクロスオーバーする最速の重心移動を意識、滑走量で質的向上を目指すだけ。

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# by ti-ski | 2017-11-22 12:36 | 「魅力」で観るスキーテクニック

Y.Takahashiの魅力

Y.Takahashiの魅力・「ふたつの運動方向」


7-8pic.は足場づくり。ターンに必要だった傾き(インクリネイション・内傾角)を戻すために谷スキーへ上体を乗せています。ヒップを落とすことなく大腿骨を起て、膝と足首を曲げるベーシックな動きはスキーの前後差がなかったらパーフィクト。7-8-9pic.と足首の曲げが強くなり骨盤が起されているのが判るでしょう。9pic.オレンジラインの弓なりアンギュレーションを強調して、身体がスキーを追い越す勢いです。昨シーズンの魅力では インクリネイション 、アンギュレーションと、この弓なりアンギュレーションで、滑走量が少なかったにも関わらず運動イメージを持ってトレーニングしていました。今季は滑走スビードを上げても対応しやすい運動の方向を試してみたい。ピンク破線の方向に立ち上がっていますが、インターバル(ポールとポールの間隔)が短い時や急斜面でも素早くスキーを切り換えすことが出来るスカイブルー破線方向へ動きたい。 是非、ピンク破線の立ち上がって切り換える方向とスカイブルー破線の平行移動での切り換えのふたつを使い分けたい。


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# by ti-ski | 2017-11-08 20:42 | 「魅力」で観るスキーテクニック

Y.Shiobaraの魅力

Y.Shiobaraの魅力・「魅惑のエッジングポジション」


6-7pic.は右ターンゲートサイドのエッジング。外脚軸を活かし外力と釣り合うようにエッジングしている。7pic、スキー板のシェーレンは滑走ラインを上げたい表れだが、腰をもう少し前に持って行き、外腰をブーツに乗せたら外スキーも反応したと思う。8-10pic.はターンから抜け出す局面の「重心の戻し運動」。9pic.足首と膝を曲げ上体を外スキーに乗せている。この足場づくり動作はターンに必要だった重心を戻し、次へのゲートへ確かな狙いを見付ける最初の動作。足場づくり動作、パーフィクトです。10pic.で腰は落ちていますが、緩斜面の軟質でコース取りを直線的にしたものでミスではありません。11-13pic、スキー板の上を身体が追い越し、脚が伸ばされることでターンポジションを入れ換え、反対のエッジングポジションへ向う。重心移動で足元が軽くなるのを膝を伸ばしスキーを押しながら腰をブーツ上に位置させている。6-13picは塩原さんの魅力が充分に現われているが最大の魅力は、13picのエッジングポジションにあります。塩原さんのターンイメージは重心移動後のエッジングを始める最初のポジションが起点になっているようです。ターン内腰が少し前に出ているのはフィジカル面を補う魅惑のエッジングポジションといえるでしょう。内腰を前に出すと外脚大腿部股関節の内旋動作と内脚大腿部股関節の外旋動作が現れ、ゲートへの方向が決めやすくなります。それはバランス保持に強く(スライド・ずれに強い)、エキスパート特有の運動動作です


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# by ti-ski | 2017-11-01 15:30 | 「魅力」で観るスキーテクニック

H.Wakabayasiの魅力

H.Wakabayasiの魅力・「トレーニングは漸進性」


左ターン1-8pic.。

1-3pic.の大きな重心移動は、腕を広く構えたバランス保持に支えられる。 4pic.のエッジングポジションでは、角付けの姿勢を作るだけではなく、グリーンラインの外脚軸に乗り込んで行こうとしている。5pic.からは、傾いた上体を戻しながらアンギュレーションを強めアウトサイドスキーに荷重。スキーがシェーレン状になっているのはもったいないが、前に重心を持って行こうとする現れだ。改善点は内脚を前に出した分だけ腰も同じく前に出したら、外スキーがたわみシェーレンは無くなるはず。8pic.の弓なりアンギュレーションはターンから素早く抜け出す方法だ。

これらの運動をていねいに落ち着いて表現している若林さんの魅力は、課題を簡素化してやさしい状況で行う「トレーニングは漸進性」を守っている事です。

やさしいことから、順をおって進むことがトレーニングの漸進性です。

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左ターン後半からスキーを切り換えて右ターン前半。

上体を谷側へ運ぶ感覚の9-10pic.。 イエローラインは上半身を谷スキーへ近づけるように矢印を付けた。この運動イメージは、切り換えをコンパクトに行うことが出来るのでタイトなセットに効果的。11-14pic.は身体のバランスを崩さないように体軸の傾けを作っている。

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右ターンゲートサイドから後半14-19pic。

14pic.ゲートへ狙いを定めていたがスキーを振り過ぎ、15pic.でリカバリーするように上体をゲートへ寄せている。17pic.で外足を踏み直し18pic.のアンギュレーションを作る。外足の踏み外しはないものの外力を使えず足首と膝を曲げてターンを仕上げる。

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# by ti-ski | 2017-10-23 19:42 | 「魅力」で観るスキーテクニック

M.Inabaの魅力

M.Inabaの魅力・「重心をスキーに乗せたハイポジション。」

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# by ti-ski | 2017-10-11 14:23 | 「魅力」で観るスキーテクニック

F.Kawahara の魅力

F.Kawahara の魅力・Sターン


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スキー板がフォールラインに向いたA(7pic)から次のフォールラインに向くB(16pic)までをひとつのターンイメージとしてとらえる「Sターン」。河原さんはSターンに適した運動動作が得意。スキーに身体が追い着く9-11picと身体がスキーを追い越す11-14pic。このふたつの運動イメージがクロスオーバー動作になり、同時にスキーへ重心を乗せ続けると、つなぎ目のないSターンになります。10-12picの「重心の戻し運動」、14-15picの「体軸の前傾」、16picの膝の方向付けも魅力的です。




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# by ti-ski | 2017-10-04 21:48 | 「魅力」で観るスキーテクニック